冬の盆栽保護。都内マンションならこれでOK?
◆樹種別、寒さに強い順
松柏 > 落葉樹 > 常緑樹
◆樹齢、寒さに強い順
未完成樹、養成中の樹 > 苗木、古木
◆大きさ、寒さに強い順
大きいほど強い
◆樹勢、寒さに強い順
樹勢があるほど強い
まずぼくが、
1.都内のマンションの東向きのベランダで
2.そのベランダも三方が壁。上にひさし。
3.しかも外側にもフェンスがあるのでベランダの床に盆栽を置くと四方が壁という状態になる。
4.さらには工事の足場やネットがあって風通しは悪い方。
5.都内のここ数年の最低気温はいってもマイナス2、3℃。
という条件で考えていますのでその点は注意してください。
あと、よくあるキーワードとして軒下とか霜とか・・・
そういうのはぼくの環境では実感できないんで、よくわかりません。
そもそもムロって何?って思ってましたが
最近ようやくわかりました^^;
ぼくの盆栽たちの中でクチナシは常緑樹で寒さに弱い樹種。
サイズは大きいけど、クチナシは一番保護する必要があるかな。→保護レベルA
次に夏に調子を崩したケヤキ(小)と山モミジ。
2つとも落葉樹だが、素人目には調子がかなり悪いので
この2本もクチナシと同程度の保護。→保護レベルA
次に黒松。
寒さに強い黒松だけど、サイズ的にはちょっと心配→保護レベルB
次は桜。
落葉樹。樹高は17cmとそんなに小さいわけではないので
そこまで過保護にしなくていいか。→保護レベルC
杜松は松柏の中でも寒さに弱い部類に入るし、サイズはそんなに大きくないので
黒松と同等の保護に。→保護レベルB
においカエデとケヤキ(大)は落葉樹。
細い枝が寒さにやられやすいとのことなので→保護レベルB
あと挿し木や苗木は全部保護レベルA
まとめると、
1.保護レベルA
クチナシ、ケヤキ(小)、山モミジ、挿し木、苗木
2.保護レベルB
黒松、杜松、においカエデ、ケヤキ(大)
3.保護レベルC
旭山桜
保護レベルA
寒さが本格化する前に早めに外気が当たらない場所で保護。
移動する時期は12月はじめくらい?
保護レベルB
12月末~1月くらいに外気が当たらない場所に保護。
保護レベルC
基本的にはベランダの床(四方が壁)に放置。
天気予報で冷え込むとか雪とかゆってたら、一時的に保護。
で、保護室をどうするかなんですが、
一応考えてるのは、
衣装ケース、発砲スチロールなどで囲うということ。
過保護もいけないらしいですが、
どの程度が過保護になるのかわからないので、
とりあえずこんな感じを予定してます。
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