毎日盆栽に水をやってきて最近ようやくわかったこと
-活動している樹は乾きが早い。
まあ当然なのかもしれませんが、
この暑い時期でも、5月より乾きが遅いものもあったりして、
それが初めての夏を迎えるぼくには意外な発見。
元気いっぱい活動している樹や、暑いこの時期も芽が出たり
徒長したりしてる樹は本当に水を欲しがります。
気温や樹種、鉢の材質、土の水はけなどよりも大きい要素なんじゃないかと思うくらい。
ケヤキは葉刈り後に乾きが遅くなり、
1週間くらいして芽が吹いてくるとまた乾きやすくなってきました。
同じケヤキでも葉刈り後の生長がゆっくりなケヤキは
水をあまり欲しがりません。
2つのケヤキ、渇きの早さは5月のときと逆転しています。
桜は花後の5月が最も乾きやすかった気がします。
気温的には今の時期の方が全然高いのですが、
ちょっと前に病気になってしまったせいもあってか、
活動がにぶって乾きも遅くなっています。
水を欲しがらないのは、ペットが食べ物を食べてくれないのと
同じで、初心者としてはだいぶ心配。
順調に水を欲しがっていた頃から2ヶ月。
管理にボロが出始めているようですね(ノд<。`)ヤベー
こういうときはジッと半日陰で辛抱した方がいいのか、
1、2時間くらい直射日光で少し刺激を与えた方がいいのか、
よくわかりません。
水を欲しがる樹は水切れの心配がありますから、
「おーそかそか、もう水なくなちゃったか、
これで何でも好きなものを買ってきなさい^^」
と甘やかして育ててしまいますw
あと、鉢を持ったときの重さで乾き具合がわかるようになってきました。
これはよく言われていますよね。
滅多にないことですが、土の表面は濡れていても
中が乾いていて危険な状態ってことがあります。
そんなときも重さで乾きがわかっていれば大丈夫。
まあだいたい同じ鉢に100回以上水をやっていれば、
感覚的につかめてくるのではないかと思います。
黒松にたっぷり水をやったところ。
コイツは最近二重鉢にしたばかりなので重さで乾きはわかりません(笑)
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