石灰硫黄合剤の代用品として
石灰硫黄合剤。
たぶん盆栽をやっていなければ、絶対聞くことがなかったであろう言葉。
なんか怖そうな名前だ。
これを樹が休眠期に入った冬に散布して
殺虫殺菌を行うのが盆栽界の伝統的行事らしい。
かなり古くから使用されている農薬でよく効くらしいが、
個人的には石灰硫黄合剤のデメリットも無視できない。
・他の農薬より神経を使う
・強アルカリ性で皮膚につくとヤケドする
・金属を腐食する
・誤って木の根に浸透すると盆栽がダメになってしまう
・マンションだと悪臭など隣接住人への影響も無視できない
・諸事情により大きめの量しか販売されていない
いろいろ悩んだ末、
ぼくは石灰硫黄合剤を使用しないことにした。
使用しないで来年害虫に困れば考え直す。
とりあえず使用しないとどうなるか知りたい。
もちろん代わりの薬剤を使って、
冬季の殺虫、殺菌は行う。
その方がぼくとしては楽なような気がした。
石灰硫黄合剤以外では、越冬するうどんこ病には効果がないかもしれない。
→ ならばまた春に出たときにやっつけるまでだ。
石灰硫黄合剤をしないと夏の害虫の発生がひどいかもしれない。
→ マメに予防と対策をやっていく
石灰硫黄合剤の代用としてはサンヨールを使う予定。
(※近代盆栽情報)
殺虫+殺菌の作用があって、ベニカXとは別系統だし、
何よりうれしいスプレータイプ(笑)
これを冬に2回くらい散布してみよう。
◆追伸
石灰硫黄合剤の散布を
盆栽園でやってくれるサービスがあればいいなあと思う。
◆今日のiBonsai
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