盆栽4年目へ~こだわりを捨てるべきか、持ち続けるべきか
水やりのときの水は何mlあげればいいのですか?
ド素人感満載で始まったこの盆栽ブログも4年目に突入です。
今ではちょっとした盆栽イベントなどでも
「あの、盆栽マンションの人」で通じるようになってきましたw
今日はちょっと堅い話題。
こだわりという話について。
4年目ともなるとさすがに、
良い樹というものが少しずつわかってきました。
でも頭でわかっていても、
自分の好み、こだわりというものも通したいと思って、
つい感情的な買い物をしてしまいます。
理屈じゃなくて、これに惹かれたんだからしょうがないと。
だいたい理屈をこねて買った樹なんて面白味もなんにもない優等生な樹だろうと。
こちとら、そんなのに興味はねえんだよと。
そういうこだわりは大切にした方がいい
とおっしゃってくださった人もいます。
ありがたいことです。
ただ、その言葉に100%甘えてしまうのもどうかと思うわけで。
いわゆる一目惚れで買った樹は、
日が経つにつれて悪いところがどんどん気になってくるというパターンを
何回も経験するとさすがに頭の悪いぼくでもちょっとは懲ります。
現にそうした樹をベテランさんに見てもらうと
眉をひそめられます(汗)
まあ、娘が30歳の売れないバンドマンと結婚したいと言ったら
そりゃあ親は全力で反対しますよね。
でも反対されれば逆に燃え上がるのが恋というもの(←なんの話だかw)
そうやって自分のやりたいようにやって、
うまくいかないというのを繰り返しているのも
楽しいのは楽しいんです。
でも一応盆栽をやってるわけですから、
年を重ねてよくなる樹というものを作ってみたいという思いはあります。
そのためには我流をもうちょっと抑える必要があるのかなと思ったのです。
だからぼくはこのひねくれた性格を少し抑制して、
その人の年収と職業、それに長男かどうか、ぐらいは気にして
結婚相手を見定めるように、冷静な樹選びを心掛けようかなと思っているのです。
たまには・・ですよw
全部そうだとおもしろくないですからね。
ともかく、そういうふうに理性的に選んだ樹による経験、結果が
増えないことには本当の意味での学習はないんですよね、ぼくの場合。
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