生き残った樹(その1)
4月に始まった大量絶滅もひと段落。
7月、8月、水やりに追われている間に
少しずつ心の痛みも癒されてきたようです。
元気のなかった樹はすでに全部枯れてしまったせいなのか、
梅雨明けしてからの猛暑で枯れた樹はありません。
逆に、暑さで枯れたという方がぼくにとっては気が楽というもの。
理由がわからないことが辛いですからね。
そんな中、いつまでも終わったことを嘆いていても
しょうがないので今回の大量絶滅で生き残った樹たちを
載せておきます。
1.モミジ
◆以前の姿
◆現在の姿
モミジ、カエデは半分以上枯れたのですが、
このモミジは生き残りました。
植え替えてたら、やられてたと思います。
植え替えず、一日中、半日陰。動きもナシ。乾きも遅いです。
後ろの葉がチリってきました。
例年モミジは7月くらいから動きがなくなります。
そこで葉焼けなんかして、チリチリがひどいからと葉刈りすると
そのままご臨終ということもよくあります。
2.ケヤキ
◆以前の姿
◆現在の姿
このケヤキは大きいダオンに入れて元気が良かったので
葉刈りを行いました。
全葉刈りではなく懐の葉を残す部分葉刈りをしました。
しばらくして新芽が出ると懐の葉がふるいはじめ、今はスカスカです。
3.モミジ
◆以前の姿
◆現在の姿
このモミジは一時期ヤバかったのですが、
なんとか持ち直しました。
これは早めに適切なアドバイスをもらったおかげです。
たぶんぼく1人でやっていたら枯らしていたことでしょう。
この樹も動きなし。乾きも遅いです。
モミジ、カエデは新芽の先が焦げたように黒くなって枯れる
パターンが多かったです。
4.宮様カエデ
◆以前の姿
◆現在の姿
去年たびたび登場したこの樹も無事です。
よく乾く樹で1日4、5回水をやってます。
乾きが良い樹は元気。
いや、元気だから乾きがいいのか・・どっちが先か
わかりませんが、これも植え替えなかったのが良かったと
勝手に思っています。
植え替えた樹も植え替えしなかった樹も
枯れているので、単純に植え替えが悪いというわけではないのですが、
「この樹は植え替えるとヤバそう・・」
と思って植え替えなかった樹は全て生き残りました。
先週は東京支部の例会でしたが、そこで先輩のAさんに
培養についてもっと考えないとダメだと言われました。
確かに、我が家の樹は
だんだんと時間をかけて弱っていく樹ばかりです。
いわゆる「作が乗る」という状態を経験したことがありません。
作が乗ったと勘違いして葉刈りすると途端に調子悪くなることはあります。
肥料をやってもダメなものはダメ。
走らせるとかいって、ダオンに入れて肥料をやっていたニレケヤキも枯れました。
とまた話し出すとグチっぽくなるので
ここらへんにしておきます^^;