自動潅水への道(その4)
天気の良い日に自動潅水の実験を繰り返しています。
朝7時に水やりタイマーを設定した場合、
以下のように進みます。
7:00
時間になればタカギの水やりタイマーから水がちょろちょろ出てくる。
7:03
水を張った桶に水が足され、サイフォンが発動
盆栽を並べた第一トレイに水が溜まり始める。
7:05
ある程度水が溜まれば鉢穴から底面給水が開始される。
この間も水は溜まり続けている。
7:08
第一トレイの水がある水位を超えたら、またしてもサイフォンで自動的に次の第二トレイへ。
だいたいこの頃にはタカギの水やりタイマーからの給水(といってもちょろ足し)を停止させる予定。
7:10
第二トレイの水が溜まり、底面給水開始。
第一トレイの水は減るが、水位は1cmぐらいあるので底面給水に支障はでない。
こんな感じで水の流れはだいたい設計図通りに
コントロールできることがわかりました。
我が家の鉢全部をトレイ2つに並べることはできないのですが、
入りきらないものは別の方法で給水することにします。
あと意外に躓いたのが底面給水と排水。
底面給水は鉢の形状(鉢穴の大きさとか高さ)や用土によって
吸い上げが早いもの、15分くらい様子を見ても全然吸い上げてくれないものがあって、結構難しいです。
鉢の底にゴロ土を入れているので、
ふだんの潅水時には排水性が良いですが、
底面給水のときは逆に毛細管現象が起こりにくくなっているのかもしれません。
あと排水。
底面給水に時間がかかる可能性を考慮して、
できるだけゆっくり排水したいので、不織布+毛細管現象で
じわじわと水を抜こうと考えました。
ところがトレイのふちに不織布を垂らすだけだとうまく吸い上げてくれないみたい。
(こういう方法をネットで見たんですけど)
底面給水に時間がかからなければ、もっと良い排水方法がありそうなんですが。
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