盆栽マンション日記

都内マンション在住のタカヒロです。苦戦しながらも楽しい盆栽ライフ5年目になりました。

ケヤキの芽摘み

ケヤキの芽摘みを行いました。

植え替えてから1ヶ月近く経ち、若葉もだいぶ茂ってきているのでそろそろやっておかないといけないと思いました。

 

◆芽摘み前

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芽摘みとは春先から伸び出してきた新芽を摘むこと。

盆栽の場合、新芽をそのまま伸びっぱなしにはせずに適度に摘んで、樹勢を制御する必要があります。

そのためにちょっとかわいそうですが、新芽を切って全体の形が崩れないようにしないといけないんですね。

これにより小枝が増えてまた次の冬にケヤキのカッコ良さが増すというわけです。

 

またこの芽摘みは、外側で日の光をたっぷり浴びて成長している葉を摘み、その内側であまり光を浴びれていない弱い葉の成長を促す役目もあるそうです。

 

 

「はは~ん、サザエさんの波平がパチパチはさみでやってたのはこれか!」

 

芽摘みという作業をはじめて聞いたときぼくはそう思いましたw

 

芽摘みは一般的に「1節~2節を残して摘みましょう」なんて書いてあるんですが、

ど素人のぼくはそんな解説では全然わかりません

なんせ、最初は節とか芽とかもよくわからないですから。

 

写真で解説してあるサイトとかで勉強していくと、節とか芽が一体どこを指しているのか、

だんだんわかってきます。

 

ケヤキは落葉樹なので葉がついているのは全部新しくこの春に伸びたものです。

だから要は葉の数を数えて、下から2つほど残せばOK

(今回は植え替え後の1回目ということもあって慎重に2つ残しです)

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写真で見ると簡単ですね

一旦わかってしまうと節がどこを指しているのかということもわかります。

というか、自分が今までいかに植物というものを知らなかったか、恥ずかしいくらいです。

 

さて芽摘みはハサミを使って行ったのですが、

これが実際やってみると結構大変でした。

 

手が微妙に動いちゃうんですよね~

手をピタッと静止させることって難しいの知ってました?w

 

小さな盆栽なので、本当にわずかな手を揺れでも間違った部分を切ってしまいそうになるので神経を使います。

外にはみ出しているような芽は比較的簡単ですが、奥の方にもぐっているような芽はひっぱり出して慎重に切ります。

 

ふところによく光が届くようにと最後に軽く葉切りも行いましたが、

葉切りはもう少し後でもよかったようです。

しっかり成長してもらうため、肥料もやっておきました。

 

◆芽摘み+葉切り後

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下から見上げてみました。

こんな感じでいいのかな~?

これを年に5~6回繰り返して細かい枝ぶりを作っていくのが目標です。