真夏の昼の水やりはダメなのか?
盆栽の水やりのことを調べていてよく見かけるのが、
「夏の昼間に水をやると根が煮えあがるのでダメ!」
「夏の昼間に水をやると葉についた水滴がレンズの役目を果たし葉焼けしてしまう!」
というもの。
つまりは朝と夕方に水をやりなさないということですね。
ぼくも最初はそんなもんなのかあと思いながら、
暑い時間帯の水やりは避けていたのですが、
本当に暑くなって乾燥が早くなってくると、
「今は暑い時間帯だから夕方まで待って・・・」なんて悠長なこと言ってられなくなりますよね。
一応、ぼくの環境では気温の高い昼すぎには棚場は半日陰になるので
根が煮えるとか、レンズ効果とか、そこまで心配する必要はないかなと思い、
普通に昼間でも水をやってます。
日当たり不足な我が家の黒松は、昼1時間ちょい直射日光に当たる場所に移動して
乾いた頃を見計らってまた半日陰に戻し、そこでたっぷり水をやってます。
確かにそのとき鉢はけっこう熱くなってますが、
その分、水でしっかり冷やしてやるようにしてます。
では、日差しがガンガンに照ってる場所で
昼間に水をやるような場合はどうなんでしょう?
この場合は最初に挙げた2つのような理由でダメなんでしょうか?
例えば大宮の老舗盆栽園、九霞園さんのブログでは
「真夏の日中に水を遣ってはいけないというのは迷信」と記されています。
http://ameblo.jp/bonsaimura-kyukaen/entry-10968641529.html
「楽しい小品盆栽」の著者、三浦清恵津さんも
「葉が焼けるなんてことはあり得ない」とおっしゃってるようです。
http://blog.livedoor.jp/tatunamisou/archives/50936929.html
半日陰ならOKとか、そういった注釈付きではなさそうなので
ガンガン日が照ってる中でも水やってもいいんでしょうか。
一方で、やっぱり葉焼けるからダメと言われる方も少なくないようで、
初心者としては、どっちが正しいのかわかりません^^;
そもそも夏場は、樹が枯れやすく、葉も焼けやすいので、
昼間に水をやったから、枯れた。
昼間に水をやったから、葉焼けした。
っていう原因→結果の関係がよくわからないですよね。
こういった部分は、自分でしっかり納得するまで
安易に信用したり、思考停止にならないように気をつけていこうと思ってます。
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