ニレケヤキの構想
東京支部の例会で、
大宮で買ったニレケヤキを見てもらいました。
いつも率直な意見を言ってくれる先輩Aさんがまずは
「まあ2年目でこういう樹を選べるようになったのは少し進歩かな?(笑)」
とうれしい一言。
軽くパンチが効いてるのもAさんらしいのですが、
こういうふうにお世辞じゃない評価が聞けるのが
会に所属して一番良かった点ですね。
平面ではなかなかわかりづらいですが構想の話へ。
まずぼくがこの樹を買ったとき想定してた正面は
(a)
この角度。
買って最初にアップした写真もこの正面を想定していた証拠です。
これで前の枝(黄色の点)が芯となる枝を邪魔してるので抜くという案。
でも家に帰って写真を撮ってみて少し経つと、
(b)
少し右に回転させたこの角度の方がいいんじゃないかと思い始めました。
このままだと芯の枝が手前に突き刺さる形なので、
ここから先の黄色い部分を切って、
頭の重さも解消させるという案。
支部の先輩も概ね賛成してくれました。
この場合は、可能ならジャマな前枝を抜かずに右に流してしまう手もあります。
しかし別の先輩は、
(c)
いっそ裏側を正面にして、
芯もたてかえて、時間をかけて芯の太りを待つという案。
これは意外でしたが、言われてみると
これで樹高をひと回り小さくした方が締まって見えます。
(a),(b)では前枝を処理した後のスカスカ感が気になります。
(a),(b)にするなら足元の土をホジホジして
もしきれいな座が現れたなら、下枝をもう少し充実させて
こんな感じの構想もアリかなと。
まあこう都合よくはいかない可能性の方が高いのですが^^;
う~ん、困ったなあ。どれがいいだろう?
そんな悩みを解決すべく
最後に支部の盆栽マスターに聞いてみて、
答えを出しました。
その結果は
・・・次回にw
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