ニレケヤキ、枝を抜く
東京支部の例会では講義の最後に
各自持参した樹を見てもらう人気コーナーがありますw
あまり時間はとれないので各3分~5分くらい。
しかし一流の眼にかかれば、ものの数秒で、
「これはこう、こうしてこう。ここはいらないから切っちゃおう。」
てな感じであっという間に正確な手直しが入りますから、
こちらはその一言や手の動きを見逃すまいと集中です。
それが終わるとドッと汗がでます。
このニレケヤキも見てもらったところ、
ササッと芽摘みをして、
正面は写真の角度で、前の枝を抜くという案を頂きました。
※昨日の記事の(a)プラン
剪定も速いです。
あまりに速いので思わず、
「なぜいまそこを切ったのでしょうか?」
と聞いてみました。
答えを聞いてまた納得。
で、家に帰って前枝の剪定をさっそく実行。
切り口にはカットパスタ―を塗っておきました。
ニレケヤキでこれぐらいの切り口は傷にはならないそうです。
しかし座の方はいけません。
おそるおそる足元の土をほじほじしてみたのですが、
幹は出て来ず、土だけでした・・orz
左の枝は少し後方から出てる枝なんですが、
これを前へグイッと曲げてくれば、少しバランスは良くなりそうです。
-理想と現実-
・足元がさびしい
・足元に比べ、頭がでかい
さてこうなると後戻りはできないので
次どうしたものか考えないといけません。
まあ針金痕が消えるまでだいぶ時間がかかりそうですから、
すぐにどうこうなるものではないですが。
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