百樹園の杜松
先月、安行に行った帰りに練馬にある百樹園さんに寄りました。
上野グリーンクラブの売店で見かけたことはありましたが、
実際にお宅へお邪魔するのは初めてでした。
気のせいか、売店で見るより良い樹ばかりで目移りしてしまいましたよ。
ずらっと古い樹が並んでいます。
こういう黒松も何気ないですが、
とても我が家ではこんなふうには育ちません。
ちょうど芽切りの時期でしたが、芽切りとは縁がなさそうな樹です。
肥料もやらず水も辛めで長年持ち込むと
こうなるそうです。
多肥多水がトレンドの黒松ですが、
そのトレンド以前はこういう作り方をしてたのでしょうか。
展示時期に向けて「点で合わせる」スタイルの作りに比べ、
こういう持ち込み型スタイルにも興味がわいてきました。
やっぱり良い樹はどんな作り方でも良いものですね。
せっかくの黒松ですが、
我が家に持ち帰ると、きっと葉が伸びてしまうんだろうなあと
買うのは思いとどまりました。
代わりに杜松を買い求めました。
お値段はだいぶサービスしていただいたんじゃないかと思うくらい
良心的でした。
幹の古さ、立ち上がり一曲までは文句なしですね。
この樹に判で押したように「シャリを入れろ」
とかいう無粋をいうやつがいたらぶっ飛ばしますw
持ち帰ってからすでに3週間。その間に液肥を3回やりましたので
今日は軽く芽摘みして古葉を掃除しておきました。
逆から見た方がすっきりしてる?
でも4枚目の写真のようにちょっと斜めから見れば
正面は最初の方が筋な気がします。
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