1回飾った真柏を「卒業」して・・・
先週は久しぶりに東京支部の例会に顔を出しました。
MKTさんが小粋にモミジを飾っていました。
ぼくと同じ年代の人が飾ったものというのが刺激的なんですよね。
これが何十年とやってきた人の飾りだとまた違った目で見ていたことでしょう。
さて今回はこの真柏を持参しました。
去年飾った真柏です。
今年の1月に左の枝を下げたいと言っていました。
針金で少し下げましたが、まだ手直しが必要だなあと思いつつ、
この樹を東京支部の例会に持っていってみました。
すると、さっそくしずかさんから別の正面の方がいいんじゃないとの指摘。
160度回転させたこの角度です。
たしかにこれ、右サイドのカーブ、枝の配置がいい感じに見えます。
上から見たところ↓
これでだいたい全体像がつかめたと思うので話を戻します。
右サイドは良さげというところまで進みました。
問題は左サイドです。
パッと見、間延びが目立つ2番目の枝を・・
こうして手繰ってやれば、なんとなく恰好がつくような気がします。
講師のT屋さんに見てもらいました。
まずはここ(矢印)の鳩胸を指摘されます。
さすがに目が厳しいです。
T屋さんは針金作りはやらない方です。
①と②を落として、④も落とす、
もしくは③と④だけ残してあと全部とる
という大胆な引き算を提案されて、びっくり。
「それはどうかご勘弁を・・」と許してもらいました(笑)
でも結局①は落として②を下げるという案で決着しました。
写真だとごまかせますが、①の出方があまりよろしくありません。
新正面ではこのシャリは目にささる向きなので落とすしかありませんが、
そうすると①の悪いところが目立ってしまいます。
これを落とせば、幹筋もはっきり見えるようになるというわけですね。
となると妄想図はこんな感じ。
うーん、②を下げてもちょっと苦しいかな~
1つ前の②を手繰る案をやってその姿をしばらく眺めてから決断しようと思います。
まあともかくこれで1回飾った樹形を卒業する気持ちは固まりました。
被写界深度浅めで清香会展示を撮る
昨日は清香会の盆栽展示会にお邪魔してきました。
普段持ち歩かないカメラで撮ったら
ちょっと被写界深度が浅さすぎたみたいです。
葉にピントがきて、幹はもうボケてます^^;
これでもf=4.5なんです。
これはボケがいい感じで被写体の小ささが表現できてますが、
基本的にはボカさないで撮った方が良かったですね。
でも被写体(=盆栽)がすばらしいので、
なんとかぼくの拙いカメラの腕を補ってくれました。
久しぶりにAzeさんやしずかさんともお会いしました。
お二人からも「あの真柏」についてコメントを頂きました。
うれしい反面、ちょっとプレッシャーに・・(笑)