盆栽マンション日記

都内マンション在住のタカヒロです。苦戦しながらも楽しい盆栽ライフ5年目になりました。

手入れ方法

東京盆栽教室?

昨日は東京支部の例会でした。 今回は事情があり出席者は若手中心のメンバーです。 そのため、みんなで取り木をやってみようということになりました。 ベテランのAさんが取り木用の素材を用意してくださいました。 まあよくある盆栽教室みたいなスタイルで…

ムロ内で動き出した樹

発泡スチロール内に入れている樹で芽が動き出したものがあります。 え~っと名前はわかりません^^;頂きものです。 これから植え替えが本格化する前の予行演習に 使わせてもらいましょう。 こういう細い樹の固定は苦手でしたが、 めずらしく一発で固定でき…

ムロ入れ

最低気温が1℃とかなり寒いです。 しかも今週はずっと続くとか。 去年よりちょっと早いですが、ムロ入れを行いました。 葉を落としている樹から順に発泡スチロールに入れて保護していきます。 常緑広葉樹は寒さに弱いので全部保護です。 針葉樹はそのまま。 …

雑木の曲付け

素材の曲付けもなかなか慣れない作業の1つです。素人がちょっと強引にやると本当に枯れてしまいますね。 この樹は名前わかりませんが、夏に細い針金で曲げています。 先日棚場で鉢をあやまって転がしてときに表土が崩れてしまったのですが、 そのおかげで根…

不要な枝を整理するって書いたけど

先日のカエデで不要な枝を整理したって簡単に書きましたが ぼくにとっては意外と難しい作業ですね。 横にベテランの人がいて、これいらないッスよね?と気軽に聞けるなら バンバン切れますが。 不要かもしれないけど、将来必要になるかも・・と整理整頓ので…

夏の管理を反省

今年の夏は反省の多い夏でした。 枯らしたこともある~♪ いとしのエリーをふと口ずさんでる場合ではありません。 でも去年、一昨年と悩まされたハダニは大丈夫でした。 早めの殺ダニ剤が効いたのでしょうか、 それとも今年はオルトランを置く回数を増やした…

水やりの苦労は同じ

ブログを休んでいる間、 猛暑、台風と棚場の管理に気を使う日々でしたが、 今日はようやく曇りで朝の水やりが楽でした。 先週末は例会。 ベテランさんとお話しさせていただくのはいろんな意味で為になります。 「10時に水やろうと思っていたのに ちょっと用…

夏の午後は樹も昼寝する?

午後はほとんど光合成しないんだよという話を聞いたことがあります。 「昼寝現象」ってやつです。 ぼく自身の経験では、「あ、樹が昼寝してるな」と思ったことは 一度もありません。 それはぼくの経験と観察がまだまだってことなんでしょう。 実際、植物の生…

芽出しから展葉までのストーリー

以前、芽摘み(落葉樹の)についての疑問を書きました。 葉が固まる前に摘んでもOKな場面とダメな場面があるみたいで それがどうも納得できなくて、会の先輩に聞いてみました。 そこで聞いた話をぼくなりにストーリー仕立てにして まとめてみました。 かな…

芽摘みメモ

芽摘みってなんとなくやっていて よくわかんないんですよね~ 手入れの呼び名も実はまだよくわかっていないので もしかしたら誤解を生んでしまうかもしれません。 芽摘みって、 こんな状態の新芽を指で摘まんだり、 ピンセットで取ったりすることを言うこと…

水垢(白い粉)対策の決定版

水道水に含まれるミネラル成分(主にカルシウム)が 白い粉となって幹を覆う現象に悩まされてきました。 めんどくさがりのぼくは、 精製水を買うことにしました。 山栄 精製水(純水)工業用精製水 20L コック付き 1箱 TSP-01価格:1,054円(税込、送料別) …

ゼオライトでイオン交換?

あまり神経質になるのもどうかと思いますが、 ぼくは一旦気になり出すと気が済むまでやるタイプ。 そのくせ、気になり出すラインが人より遅いという性格です。 前回、水垢が幹について真っ白になると言ったら、 ありがたいことにメールで「ゼオライトを使っ…

自分の棚場環境を知る

今日は東京支部の先輩しずかさんのお宅訪問。 秋に続き、2回目です。 実際にお宅訪問してやはり一番勉強になるのが棚場の管理です。 ぼくのところはこうなんですが、どうでしょう?と 比較しながらお話しできるので、 自分の棚場環境が他と比べてどうかとい…

植え替え前に用土発注

用土が足りないことに気付きました。 去年買った配合用土ですが、 1年置いておくとだいぶミジンが増えます。 こんな感じ。 これって普通なんでしょうか? ベランダではスペースがないのでいつも室内で植え替えるのですが、 微塵を抜くため茶漉しでふるうと…

「性」が盆栽に占める割合

もうすぐ3年目を迎える盆栽生活。 -盆栽ってのは性(しょう)の良い樹を探してくることなんだ。 -性の良い樹の枝を挿して作るんだよ。 とあるベテランさんに言われたことを思い出します。 要はそれで半分以上決まってるってことですね。 根張り、曲、肌、…

冬の消毒と梅の室内取り込み

先週末は冬の消毒。 これを使いました。 マンションのベランダでは石灰硫黄合剤を撒くのは難しいので、 サンヨールを冬に数回散布するだけです。 1年目に比べ2年目の夏は、虫やうどんこ病に 悩まされることも少なかったのですが、ハダニには相変わらず苦労…

カルキ?カルシウム?鉢や幹が白く

カルキ=塩素っていうイメージがありますが、 カルキ=次亜塩素酸カルシウムで、 水やりで鉢につく白い粉は水道水に含まれる カルシウムだと理解してるんですけど合っているんでしょうか。 これが我が家ではひどくて、幹までも真っ白になってしまうんです。 …

飾れる樹がない病

ちょっと前に、 「1年目はただ良いところを見て楽しんでたけど、 2年目は樹の欠点ばかり目がいくようになった」 と書きました。 ほんとこれはそうで、「あ~飾れる樹がないなあ」と嘆く日々です^^; そろそろ盆栽歴3年目を迎えるわけですが、 たぶん1…

今年1年で学んだこと、失敗したこと(その1)

なんだか早くも1年を振り返るモードになってますが、 12月後半は何かと忙しくゆっくり振り返ることもできないので 早めにやっておきます。 ◆挿し木、取り木 挿せば簡単に着くという言葉を鵜呑みにして 何回か試してみましたが、失敗の連続でした。 爪楊枝…

冬の保護、去年の様子を参考に

去年の冬の保護はどうだったかな? そう思って過去の記事を調べてみました。 忘れっぽい人間なので、ブログが良い備忘録になってます。 去年は12月中旬に寒波がやってきて都内でも最低気温が2℃と 寒かったようですが、 1.発泡スチロール、夜だけフタ 2…

ベランダからの眺め

前回の五葉松、前々回のウメモドキ、前々々回のニオイカエデ。 この時期は不良債権とまではいかないまでも、 今年の反省材料となるような樹の紹介が増えてきます。 本来なら、展示の季節、紅葉の季節なのですが、 秋は展示会の時期・・・しかし飾れる樹が少…

曲付けの練習

苗をたくさん持っていれば話は早いのですが、 そうではないぼくは・・・ ストローと針金で曲付けの練習をしてみました。 ストローが苗代わりってわけです。 目的は、 1.曲は単純な螺旋にはしない 2.力の加え方、力のかかり方の勉強 の2つ。 ストローは…

黒松の古葉とり

時期的に10月でいいのか11月の方がいいのかよくわかりません。 誰かまわりでやってる人いないかなとブログを見渡したのですが、 五葉松の古葉をとってる人はいてもなぜか黒松は見かけません。 (単に書いていないだけで作業はされてるのかもしれませんね…

苔の管理は難しい

なんだか勝手に苔が生えてくるとおっしゃる人もいますが、 ぼくの棚場で元気な苔を維持するのはかなり難しいことです。 苔単体ならまだしも、樹の根元に生えてる場合は特に。 展示会の準備として、樹が入ってる鉢の表面に ハイゴケの乾燥したやつをふりかけ…

まずは消毒から

週末の雨からでしょうか、だいぶ朝晩が過ごしやすくなってきましたね。 最高気温はまだ30℃超えですが、最低気温がかなり下がってきました。 夏の旅行という盆栽愛好家にはかなりハードなイベントも なんとか無事通過。 今日は夕方に殺虫剤を散布しておきまし…

棚場の湿度

今まであまり気にしたことがなかったのですが、 6月、7月とさいたまの盆栽園に行ってびっくりしたのは園の湿度の高さです。 もうぼくの感覚からするとジメジメです。 鉢の用土はそんなにジメジメしてるわけではないのですが、 空中の湿度がちょっと都会と…

真柏の芽摘み

安行で大変身を遂げたこの真柏。 その後は肥料は少なめ、日当たりは比較的良い場所で管理してました。 今のところ杉葉にもならずに済んでいます。 樹勢はそこまで強くなく、芽がガンガン伸びてくるということもなかったのですが、 今月はじめぐらいから少し…

水やり、棚場管理

先週の猛暑に比べ東京は少し涼しくなりましたね。 日曜は東京支部の例会でした。 例会の後に恒例となった若手メンバーでお茶会。 この暑さをしのぐための棚場の工夫をいろいろ教えていただきました。 ミニサイズをやってる皆さんは、 水の管理1つで何時間も…

黒松の芽切りに入る

7月中旬ということで黒松の芽切り作業に入りました。 大きいサイズほど時期は早め。 ぼくの持ってるサイズ10cm~13cmくらいであれば、 7月15日前後が適期ということらしいです。 この黒松は今年植え替えたもの。 ふつう植え替えた年には芽切りは行わ…

猛暑がやってきた

去年の夏はマンション工事で、日中ベランダを使用できなかったんですよね。 使用できない間の盆栽たちは、室内とマンション内の別エリアを行ったり来たりさせてたので、 そんな手間がない今年の夏は快適ですが、ある意味「初めての夏」ってことになります。 …