ベランダからの眺め
前回の五葉松、前々回のウメモドキ、前々々回のニオイカエデ。
この時期は不良債権とまではいかないまでも、
今年の反省材料となるような樹の紹介が増えてきます。
本来なら、展示の季節、紅葉の季節なのですが、
秋は展示会の時期・・・しかし飾れる樹が少ない
秋は紅葉の時期・・・しかし紅葉しない
となるからです(苦笑)
ネタに困って棚を見渡せば、
そこにあるのは「どうしてこうなった?」という樹。
といつものボヤキで調子をつけて本題へ。
今日はそんなぼくを見かねてくれたのか、
東京支部の先輩しずかさんがご自宅へ誘ってくださったので
ぼくと同様に悩める先輩Nさんと一緒にお邪魔してきました。
しずかさんのベランダからの眺め。
遠くのビル群がまさに大都会東京って感じですね。
マンションの高層階なので風も強いです。
この風の強さが夜の冷え込みにつながり、
それがこの時期のきれいな紅葉をもたらしてくれてるっぽいです。
今日は曇りでしたが午後から少し陽が照ってくると
途端に棚場の温度も上昇。少し暑いぐらいでした。
きれいな紅葉の条件の1つは寒暖差ですから、
そういう意味では理想的な環境ですね。
また夏前くらいから寒冷紗の下で日光に当たっていた
樹はきれいに紅葉し、日陰に置いていた樹は紅葉しない
ということも教えてもらいました。
あと水やりのタイミングも関係してるかもしれない・・とか
とにかくいろいろ聞きまくってきましたよ。
こちらはしずかさんの百日紅。
白い幹肌に紅葉した姿がきれいでした。
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