針金巻きの練習
今まで勝手に誤解してたことなんですが、
中品、大品の枝と小品の枝では大きさが違うから、
教科書に書いてある針金の巻き方はあまり参考にならない。
と思ってたんですよね^^;
針金を巻く時に枝が込み入ってたり、葉がジャマしたりするのが
小品盆栽のやっかいな所。
大きくて指が入る隙間のあるような大品は楽でいいよな~と。
しかし、大品も小品も基本は一緒!
自分の巻き方でダメな点がはっきりとわかりました。
安行から帰り、ボールペンを使って練習です。
ふつうに針金を巻いていき、
ボールペンのはさむところ(ここを何と言うのか知りませんが)まできます。
ここが枝や葉が込み入っているところだと思って、
はさむ所の間に針金を入れて巻いてみます。
上の写真ははさむ所ごと巻いてしまってるのでダメ。
(1)まず親指で針金をしっかり押さえ、
(2)
こんな感じでいったん針金を戻すよう緩めながら隙間に入れ、
(3)
そしてこう巻く。
おお、なんか簡単そうですね。
これなら指の入る隙間のない小品でも
きれいに針金を巻くことができそうです。
ちなみに以前のぼくは針穴に糸を通すような感じで
針金を隙間に通して引っ張ってましたよ(汗)
基本的なことですが、大きなことを学べたと思っています。
ちなみにもう1つの問題は針金の起点。
少ない本数で多くの枝に巻くにはどうしたらいいか?
同時に巻く向き(枝を曲げたい方向)も考えて、
起点を決めていくのはまだ慣れが必要なようです。
おっと、すごい地味な記事になってしまったので
クチナシの開花で締めておきます。
こちらのクチナシは甘さ控えめ。さわやかな香りですw
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