真柏を深めのダオンに
この真柏は一昨年は展示で、去年は盆栽散歩の主力として活躍しました。
今年はゆっくり休ませようと、駄温鉢に入れることにしました。
荒めの赤玉を敷き、根はあまり追い込まず
軽くさばくだけにしておきました。
もうちょっとだけ大きくても良かったかな。
去年は思いっきり間延びしてしまいましたが、
今年は鉢を替えて水はけを良くしたことで何か変わるか、見てみたいと思います。
鉢と樹の作りの関係について、
ぼくはまだちゃんと整理できていません。
例えば雅系の樹は大き目の駄温鉢に入れて走らせては叩き、
走らせては叩きで作っていかれることが多いようです。
一方でぼくのまわりの東京小品では、
鉢を締めて徒長を抑えながら長年持ち込むというスタイルをよく見かけます。
樹の作り方や樹がどの段階にあるかで、鉢の選択が変わってくるということ
なんでしょうね。
早く飾りたいという気持ちが、つい樹の体調を後回しにしてしまうことも。
1.元気をつける
2.でも徒長(間延び)は嫌
この相反する2つを両立させようとしているのが盆栽ですから、
難しいのは当たり前ですね。
環境や自分がやりたいことに合った鉢の選択方法を確立するには
まだまだ時間がかかりそうです。
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