盆栽交換会なるものに行ってきました
上野グリーンクラブで盆栽交換会がありました。
交換会と言っても、絶対に出品しないといけないわけではなく、
出品したい人とそれを買いたい人、要はセリですね。
ネット以外のセリは初めてでした。
参加費を払えば誰でもセリに参加できます。
当初ぼくはあまり乗り気じゃなかったんですが、
先輩ブロガーさんに「参加費=勉強代だと思ってる」と言われ、
参加することにしました。
セリはセリ人=場を仕切る人がまず相場より安めの値段を言って、
そこからセリがスタートです。
だいたいスタート価格で相場がわかります。
出品されるものはセリの席の横に並べられあり、
それを事前に間近でチェックしておかないと
セリが始まってから品定めしてるようでは遅いです。
セリはどんどん進んでいきます。
ただそこはデフレ不況(^_^;)
なかなか思うような値段がつかず、売り手は渋い顔。
セリ人もこの値段じゃあちょっとかわいそうだなということで
もう一声をうながすという場面も多かったです。
でもそれが良い品でしかも使いやすいものだとポポーンと値が上がっていきますね。
競り合い、叩き合いはまさしくレースを見てるようで
ただ見てるだけでも「おおー」とテンションが上がるわけですが、
誰も声がかからずシーンとしてしまうとその冷え込み感が次の品まで引きずってしまいます。
そういった場をコントロールするわけですから、
セリ人の役割は重要だと思いました。
セリには業者の方もいました。
趣味家はどうしても
「お買い得なのは重々わかってるけどあっても困るんだよな~」
というような心持ちでセリに入れないことがあると思うのですが、
業者さんは売ることを考えてますから、どんどん入札してきます。
これはこれで場の活気や競値を保つのに
機能してるんじゃないかと感じました。
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